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なかがわ整骨院

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スタッフブログ

2015年6月17日(水)

日本人の肩こり

こんにちは。
骨折・脱臼・捻挫・打撲・肉離れの専門家 なかがわ整骨院です。
なかがわ整骨院では、上記のほかにも、腰痛(ぎっくり腰など)や、肩の痛み(四十肩など)・スポーツ障害なども得意としております。

また、交通事故のお怪我についても随時診療・相談を受け付けております。お気軽にご相談ください。

日曜 祝日も休まず診療しておりますので是非一度ご相談をお待ちしております。

 

 

■肩こりに悩むのは日本人だけ?

厚生労働省の国民生活基礎調査では、「肩こり」が体調不良の上位に上っています。まさに「国民病」といえるでしょう。

海外では「肩こりが存在しない」という噂を聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。 日本と海外の肩こり事情を比較してみましょう。

■海外の人々にも筋肉のコリは生じる

はじめに結果からお話ししますが、「肩こりがあるのは日本人だけか?」に対する回答はNOです。いわゆる「肩こり」は首から肩、肩甲骨付近、背中といった範囲で、血流の滞りや筋肉の緊張がみられ、張りや重だるさ、痛みなどを感じる状態です。日本ではこうした状態を「肩こり」という言葉で表現しますが、海外では「肩がこる」という概念がないため、日本人の言う状態がうまく伝わりません。

しかし、同じ人間ですので体の構造は似ていますし、海外の人々も何かしらの要因によって、肩こりが生じる範囲の筋肉の緊張状態は起こり得ます。その場合、「肩こり」に代わる表現として「首がこった状態」という「Stiff Neck」という表現を使います。

■プライベートタイムを大切することも肩こり予防につながる

国民病として肩こりが挙げられる理由として、職場の状態や日常生活での考え方、健康管理の意識レベルなどの違いがあるかもしれません。前述の「オフィスでも肩こりの人が見当たらない」と仰っていた方のオフィスでは、仕事をしていても決まった時間が経過すると、自動的にパソコン作業を休むような仕組みが機器自体に施されているそうです。

そして、仕事とプライベートをきっちりと分けているという話もありました。時間のメリハリをつける意識も、肩こりを感じさせない理由かもしれません。プライベートタイムを充実させ楽しめるように、家庭に仕事は持ち込まない、また、なるべく残業にならないよう勤務時間内に集中する、という考えのもと、日々を過ごしているとのことです。

■重力に逆う筋肉が疲労しやすいのは世界共通

すべての人が、身体的・メンタル的なストレスを回避できる状態ではないにしても、自身が快適に過ごせるにはどうしたら良いかを考え、できるところから変えていくことで、肩こりエリアの筋肉の過度な緊張は予防できるかもしれないですね。

首や肩甲骨周りの筋肉で頭や腕の重みを支えながら、姿勢を保持するために重力に逆らっている状態は、日本でも海外でも変わりはありません。重力に逆らい筋肉疲労を起こしやすくする原因が、職場環境・仕事量・人間関係・運動不足・睡眠不足・楽しいと思える時間を持つことができない、といった様々なストレス要因と絡んでくるのです。こういった問題が解消されにくいと、首や肩甲骨周辺、背中の筋肉がこわばってしまう可能性が高まります。

仕事が多忙であれば、少々の疲労は仕方ないと頑張ってしまう方も少なくないと思いますが、筋肉が過剰に緊張してコリが生じているということは、「心身をリラックスさせてください」というサインでもあるのです。

ツライと感じる前にマッサージで筋肉をほぐし、意識的に体を休める時間をつくるなど健康管理する意識が高まるれば、日本人の肩こり事情にも変化が出るかもしれませんね。