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なかがわ整骨院

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スタッフブログ

2015年7月24日(金)

プールと中耳炎

こんにちは。
骨折・脱臼・捻挫・打撲・肉離れの専門家 なかがわ整骨院です。
なかがわ整骨院では、上記のほかにも、腰痛(ぎっくり腰など)や、肩の痛み(四十肩など)・スポーツ障害なども得意としております。

また、交通事故のお怪我についても随時診療・相談を受け付けております。お気軽にご相談ください。

日曜 祝日も休まず診療しておりますので是非一度ご相談をお待ちしております。

 

 

プールから出た後、耳の中の水をしっかり出さないと中耳炎になるのではと心配したことはありませんか?

しかし、耳の中に入った水が原因で中耳炎になることはないそうです。鼓膜の奥にある部屋を「中耳」といい、ここが炎症を起こすと中耳炎になります。

中耳に細菌が入るとすれば耳からではなく、鼻からになります。

一方、外耳道炎にはプールの水が関係しています。

「外耳道」とは、耳の入口から鼓膜までの通路のことです。ここに細菌が感染すると外耳道炎になります。

今日は、プールの季節に注意しておきたい、耳のトラブルとその予防について見ておきましょう。

◆中耳炎の原因のほとんどはカゼ
耳と鼻は「耳管」という管でつながっています。

カゼをひいて鼻やのどに炎症が生じると、耳管を通じて中耳に感染が広がります。

プールの時期に中耳炎になりやすいのは、耳の中に水が入るからではなく、プールに用いられる塩素系消毒液によって鼻の粘膜が刺激され、炎症を起こしやすいからです。

◆外耳道炎を防ぐには耳掃除
外耳道炎は耳に水が入ることで引き起こされますが、問題なのは水そのものではなく、耳のよごれです。

たまった耳垢が水にぬれると細菌が繁殖しやすくなります。プールに入る1週間程まえに耳掃除をして、耳の中を清潔にしておけば外耳道炎にかかりにくくなります。

◆正しい水の抜き方
耳にたまった水が気になって、綿棒などでこすりすぎると外耳道が傷つき、炎症を起こしやすいので注意しましょう。

耳の中を傷つけずに水を抜くには、外耳道の傾斜を上手く利用するのがポイントです。

やり方は、まず、仰向けに寝転がって「あ~う~あ~う~」と口を開閉します。その後1~2分じっとした後、ゆっくりと頭を転がして、水を出したい方の耳を下にしていきます。外耳道の傾斜がちょうど良い位置にくると勝手に水が流れ出ます。寝転がってゴロゴロしているだけでも構いません。

子どもがプールに行く機会が増え、耳のトラブルが気になるという人は、まずは、子どもの耳の中を清潔にするところから始めてください。耳の中に入った水はそれほど気にする必要はありませんが、カゼをひいていると中耳炎になりやすいので注意しましょう。耳掃除をするとき、耳の中の水を抜くときは、くれぐれも強くこすって外耳道を傷つけてしまわないようにしましょう。