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なかがわ整骨院

〒224-0001
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電話:045-915-7255

各種保険取扱い。まずはお気軽にご相談ください。

スタッフブログ

2015年3月10日(火)

応急処置

 

こんにちは。
骨折・脱臼・捻挫・打撲・肉離れの専門家 なかがわ整骨院です。
なかがわ整骨院では、上記のほかにも、腰痛や、肩の痛み・スポーツ障害なども得意としております。

また、交通事故のお怪我についても随時診療・相談を受け付けております。お気軽にご相談ください。

 

身近で起きるケガや不調。病院に受診する前に応急手当てをしますが、正しい処置ができているでしょうか?ケアの基本を踏まえていれば、身体の自然治癒力を活かした、正しい応急措置を行うことができます。あなたの身の回りに起こるかもしれない急場で、ぜひいかしてみてください。

◆ケガ直後のケアの基本
「RICE」を知っていますか?捻挫や打撲など、ケガ直後のケアの基本を示す略語です。今の時季であれば、ウインタースポーツなどで転んでケガをした時に、知っていれば慌てずに済みます。

●Rest(安静)
なるべく安静に。時にはテープや包帯で固定することも必要になります。

●Icing(冷却)
氷のうなどで患部を冷やします。炎症の広がりを抑えます。事故後30分以内が効果的です。

●Compression(圧迫)
腫れや内出血を最小限にするため、包帯などで軽く圧迫します。強すぎや長時間の圧迫は、血液循環を妨げてしまうのでNGです。

●Elevation(挙上)
腫れや内出血などを防ぐため、患部を心臓より高い位置に上げると、血液やリンパ液の流入を抑えられます。足首や膝なら台の上に乗せるなどしましょう。

◆湿潤療法(しつじゅんりょうほう):モイストヒーリングとは?
擦りむいたりした患部を、消毒しないで洗浄するだけで、患部を湿ったまま密封する、傷のケア方法です。細胞の成長や再生を促す成分が含まれる体液(傷口から出てくる透明な液体)を傷口に保持することで、本来人間が持っている自然治癒力を使います。傷を消毒すると、傷を治そうとする働きも殺すことになり、かえって治りが遅くなってしまうことから、湿潤療法が今、注目されています。しかし、傷口に種類によって治し方が異なるため、専門家の判断を仰ぐ事が一番好ましいでしょう。

◆いくつかのケース
以上のポイントを踏まえて、ありがちな、いくつかのケースを考えてみましょう。

1.転んで擦りむいた!!
最初に洗浄をします。ケガをした部位には砂やゴミなどが入っています、そのため、洗浄しておかないと、皮膚の中に残ってしまう恐れがあります。よく流水で流してください。洗浄した後は、出血が多かったり、化膿していたり、患部が熱を持っているなら、病院へ受診しましょう。

2.火傷の初期対応は?
やけどの初期対応は、ひたすら冷やすことです。服の上から熱湯などがかかった場合は、服の上から冷やします。脱がそうとすると皮膚まで剥がれてしまうことがあります。
やけどを負った後、水ぶくれができることがあります。これは、つぶさないでください。水ぶくれは、まさに自然の湿潤療法です。

3.鼻血を止めたい!
鼻血を止血するには?衣服をゆるめて椅子などに座り、綿やガーゼを丸めたものを鼻に詰めて、小鼻を両側からつまんで10~15分くらい圧迫してください。上を向くのはNGです!人間にとって血液は毒です。胃で上手に消化できないので大量に飲むと危険です。上を向くと自然に胃に流れるので前かがみになり、血液は体の外に出しましょう!

4.目にゴミが入ったら?
目にごみや異物が入ったら、絶対にこすらず、瞬きで涙と一緒に流すか、水を張った洗面器に顔をつけて、瞬きをしてください。
ガラスなどの破片が入った場合は、ハンカチやガーゼなどで小さな円座を作り、目の周囲に当て、その上から両目を包帯で覆います。片眼だけだとケガをした方も動かしてしまうので、気をつけてください。
薬品や洗剤が目に飛んで入ったら、すぐに洗眼です。目を下に向けて、流水で流します。

 

簡単に日常生活で頻繁に起こる怪我について説明させていただきましたが、怪我は、素早い正確な処置が予後を決めます。

迷った時には専門家に相談しましょう!!