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なかがわ整骨院

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スタッフブログ

2015年3月14日(土)

健康寿命

こんにちは。
骨折・脱臼・捻挫・打撲・肉離れの専門家 なかがわ整骨院です。
なかがわ整骨院では、上記のほかにも、腰痛や、肩の痛み・スポーツ障害なども得意としております。

また、交通事故のお怪我についても随時診療・相談を受け付けております。お気軽にご相談ください。

 

 

 

健康寿命という言葉をご存知ですか?

健康寿命とは健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活できる期間と定義されています。簡単に言うと介護を必要とせず、日常生活を不自由なく送ることができる期間のことです。

そして現在では平均寿命と健康寿命の差が男性約9年、女性約13年あります。つまり平均寿命を迎える前の約10年間は入院、介護などを必要としており「不健康な期間」ということができます。不健康な期間はできるだけ短い方が本人、家族にとっても良いことは間違いありません。政府でも健康寿命を延ばし、不健康な期間を短くするという目標を掲げております。

 

転倒する危険性の高い人とは?

高齢になるにつれて転倒が高くなる傾向があり、とくに85歳以上では5人に1人と非常に高い割合で転倒が起きています。そして男性よりも女性で頻度が高くなっています。

また転倒がおきた場所は、庭が最も多く、続いて居間、玄関の順で多くなっています。

転倒予防のためには?

年齢、性別は変えられないので、身体機能から転倒予防を行うしかありません。

たとえば庭で立ち上がるときにふらついてしまった場合、筋力があり、バランス機能が高い人は転倒を免れる、または最小限のケガで済むことができるのではないでしょうか。

実際のデータにおいても転倒経験がある人とない人で下肢筋力を比較したところ、転倒経験のある人は筋力が低くなっています。

筋量、筋力は使用しないと、加速的に衰えていきます。そして残念なことにウォーキングだけでは維持、増加はしません。
筋力アップのためには筋肉に負荷をかける必要があります。だからといって重いものを持ち上げたりすると腰、膝を痛めることになってしまいます。そこでウォーキングの中に数分の早歩き時間を設ける、数十歩を大股で歩くなど変化をつけたウォーキングを行うのはいかがでしょうか。

 

トイレでのスクワット運動もおすすめです。座った状態からゆっくり立ち上がる、または立つ&座る動作を何回か行ってからトイレを出ます。トイレに行く毎に行うことで、1日に数回のスクワット運動を実施したことになります。ちりも積もればなんとやらですね。
そして誰にも邪魔されずこっそりトレーニングを積む(?)ことが可能です。
スクワット運動はロコモティブシンドロームのトレーニングにも推奨されており、非常に有効な運動であると言われております。

自分にあった方法で筋量、筋力を維持・増加させ、転倒を予防し、自分の足で生き生きと歩いていけるよう頑張りましょう!!